Zoomによるオンライン知的財産セミナー
化学・バイオ分野の進歩性判断のポイント
ロングセラーの名著「化学・バイオ特許の出願戦略」の著者が、
固有の問題が多々ある化学・バイオ分野の進歩性判断について詳細に解説!
進歩性判断は、審査、審判、訴訟の実務において最も重要であり、知財実務において最大の関心事です。進歩性を主張する立場の場合もあれば、否定する側になる場合もありますが、いずれであれ進歩性判断で勝利を勝ち取るには、それ相応の着眼点、切り口などが重要です。しかしながら、進歩性判断には、種々の判断視点があり、見解の分かれる面も少なくなく、問題が多いのが実情です。とりわけ化学・バイオ分野では、効果の顕著性を巡る争いが多く、後出し実験データの扱いや、内在特性などの他分野にはみられない固有の問題が多々あります。
今回のセミナーでは、各種論点の中でも、化学・バイオ分野に関するものに焦点を絞り、近年のいくつかの注目判決を参照しつつ、進歩性判断をどのようにすべきかについて、知財実務者にとってヒントになるよう詳しく解説いたします。
是非この機会に多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。
◆◇◆◇プログラム◇◆◇◆◇◆◇
(前編・10月24日)
1.進歩性判断における基礎的事項
・進歩性判断の基本的考え方
・進歩性判断フロー
・進歩性判断の基本パターン
・主引例の選択基準
・主引例と副引例の適用関係
2.引用発明の認定を巡る諸問題
・認定の根拠となる開示
・引用発明を認定できる開示の程度
・認定の範囲
・抽象化、一般化、上位概念化した認定
・相違点の認定
3.阻害要因 ⁄ 解決課題 ⁄ 合理的な成功の期待 ⁄ 後知恵の排除
・阻害要因
・解決問題
・合理的な成功の期待
・後知恵の排除
(後編・10月25日)
4.示唆・動機づけ ⁄ 取得プロセスの容易性 ⁄ 設計事項
・技術分野の関連性
・公知手法を試みる
・引用発明について変更適用できない固有の事情
サプリメント事件・スキンケア用化粧料事件・ゾレドロン酸事件
5.発明の効果/後出し実験データの参酌
・独立要件説と二次的考慮説(間接事実説)
・顕著な効果と明細書の記載
6.数値限定発明における進歩性判断
・数値限定発明の進歩性判断の手法
・数値限定発明の累計
・臨海的意義の要件
・新たな技術的意義
講 師 |
細田国際特許事務所 所長・弁理士 細田 芳徳 氏 【プロフィール】 講師略歴 |
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日 時 (Zoomによるオンライン開催) |
前編 2024年10月24日(木)14:00~16:30 途中休憩あり |
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後編 2024年10月25日(金)14:00~16:30 途中休憩あり |
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※申し込んでいただいた皆様には、セミナー終了後にセミナーを録画した動画(2週間閲覧可能)の閲覧用URLをお送りいたしますので、セミナー当日に都合がつかない方も受講可能です。 | ||||
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によるオンラインセミナーです。
・パソコン、スマートフォン、タブレットでご参加いただけます。 |
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受講料 (税込) |
前・後編 両日御参加 | 知的財産情報 メンバーズ 10,000円 |
発明推進協会、各地域の発明協会会員 17,000円 |
一般 20,000円 |
10/24 (木) 前編のみ御参加 | 知的財産情報 メンバーズ 5,000円 |
発明推進協会、各地域の発明協会会員 8,500円 |
一般 10,000円 |
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10/25 (金) 後編のみ御参加 | 知的財産情報 メンバーズ 5,000円 |
発明推進協会、各地域の発明協会会員 8,500円 |
一般 10,000円 | |
※知的財産情報メンバーズ特典の「セミナーご招待券」もご利用いただけます。 |
キャンセルについて
参加をキャンセルされる場合は、ご連絡ください。ご不明な点はお問い合わせ下さい。