社団法人発明協会は、4月1日をもって、公益社団法人発明協会と一般社団法人発明推進協会の二つの団体として新たなスタートを切りました。
これまでの発明協会が行っていた発明奨励や青少年創造性育成事業等については、内閣府の公益認定等委員会での審査を経て公益認定を受けた「公益社団法人発明協会」が事業継承し、引き続き、それらの公益事業を実施します。
他方、知的財産権制度の普及啓発等に係る研修事業、図書刊行事業、知財に関する調査研究事業ならびに国等からの受託事業については、発明協会の移行法人としての「一般社団法人発明推進協会」が実施することとなりました。
この二つの法人に加え、全国46道府県の地域の発明協会が連携して発明協会グループとして、これからも我が国の科学技術の発展と産業経済の振興、更には将来を担う有為な人材の育成等に努めて参ります。
一般社団法人発明推進協会に移行
内閣府の移行認可を受けて、四月一日付で「一般社団法人発明推進協会」に移行しました。一般社団法人では、次の事業を実施します。
(1) | 知的財産に係る調査研究事業、知的財産に係る判例研究等 |
(2) | 知的財産権および科学技術に係る図書の刊行 |
(3) | 知財人材の育成を図るための知的財産に係る研修、各種講座、セミナー等の開催 |
(4) | 特許公報類の普及頒布 |
(5) | 各種の知的財産情報の普及頒布 |
(6) | 判決速報、公開技報等の発行(ネット展開) |
(7) | 国等からの知的財産権制度に係る受託事業の実施 |
山口会長が就任
社団法人発明協会の会長として長くお努めいただいた豊田章一郎会長には、3月末の法人移行を機に、会長の職を辞任され、代わって味の素㈱の山口範雄代表取締役会長が一般社団法人発明推進協会の会長に就任しました。
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