~企業で役立つ知的財産実務者養成研修~
本研修は、知的財産権の専門知識を企業戦略に結びつけられるスペシャリストを育成することを目的として、知的財産権に関する法律面から実務にいたるまでの内容を、3つの課程からなる一貫したカリキュラムのもとで研修します(詳細は本研修パンフレット(PDF)をご覧下さい)。
お申し込みは、下記より申込用紙をダウンロードのうえ、必要事項をご記入後、E-mailまたは郵送にてお申し込みください。
名称 | 第39期知的財産権研修 本科コース |
---|---|
定員 | 各課程50名程度 ※お申込はお早めに! |
研修期間 | |
講義日 | 原則週2日 |
講義時間 | 午前10時00分~午後5時00分(1日6時間、途中休憩あり) | 講師 | 裁判所判事、大学教授、弁護士、弁理士及び日本を代表する企業において 長年実務を積まれた知的財産部門の実務家 |
受講料 |
全課程
全課程の受講はもちろん、各課程ごとに受講することが出来ます。 また受講料の分割納付についてもご相談下さい。 |
修了認定 | 全課程及び各課程修了者(一定条件を満たした場合)には、 「修了証書」及び「課程修了証書」を交付します。 |
研修場所 | (社)発明協会研修ルーム(発明会館ビル7階) 東京都港区虎ノ門2-9-14 TEL03-3502-5439 |
特典 | 全課程受講者には、当センターが開催する知的財産権講座を無料で受講できる「特別聴講券」を3講座分(各課程受講者は1講座分)進呈します。
また、当協会発行の書籍を割引販売いたします。 |
お申込方法 | 所定の申込み用紙によりE-mailまたは郵送にてお申し込みください。 各課程開始日から1ヶ月前頃に、受講案内はメールにてお送りし、請求書等は郵送させて頂きます。 |
第1課程(法律・条約関係基礎コース)
知的財産権法の研修にあたって、まず法律に対する考え方、解釈及び運用を習得します。特に「知的財産権法」では、10日間にわたり特許法、実用新案法、意匠法、商標法、著作権法、不正競争防止法、種苗法等の知的財産権法全般について全体的な理解を深めるため、総論及び各論について詳細に研修します。
1課程の最終日には、内容を総括する演習を行い、研修内容の理解の再確認に役立ちます。
平成23年度(第39期)知的財産権研修/第1課程日程表
※講師陣および日程等はカリキュラム編成等の都合により、若干変更する場合があります。
講義日 | 時間 | 科目 | 講師(敬称略) | ||
---|---|---|---|---|---|
月 | 日(曜日) | 氏名 | 肩書 | ||
5月 | 9日(月) | 全日 | 法学概論(1/2) | 木棚 照一 | 早稲田大学 法学部 大学院 法務研究科 教授 |
11日(水) | 全日 | 知的財産権法(1/10) | 紋谷 暢男 | 成蹊大学法科大学院 教授 | |
16日(月) | 全日 | 法学概論(2/2) | 木棚 照一 | 早稲田大学 法学部 大学院 法務研究科 教授 |
|
18日(水) | 全日 | 知的財産権法(2/10) | 紋谷 暢男 | 成蹊大学法科大学院 教授 | |
24日(火) | 全日 | 知的財産権と民法(1/2) | 牧野 利秋 | 弁護士 (元東京高等裁判所 部総括判事) |
|
25日(水) | 全日 | 知的財産権法(3/10) | 紋谷 暢男 | 成蹊大学法科大学院 教授 | |
31日(火) | 全日 | 不正競争防止法 | 渋谷 達紀 | 東京都立大学 名誉教授 | |
6月 | 1日(水) | 全日 | 知的財産権法(4/10) | 紋谷 暢男 | 成蹊大学法科大学院 教授 |
7日(火) | 全日 | 知的財産権と民法(2/2) | 牧野 利秋 | 弁護士 (元東京高等裁判所 部総括判事) |
|
8日(水) | 全日 | 知的財産権法(5/10) | 紋谷 暢男 | 成蹊大学法科大学院 教授 | |
13日(月) | 全日 | 知的財産権と民事訴訟法(1/3) | 高林 龍 | 早稲田大学 法学部・大学院法務研究科 教授 | |
15日(水) | 全日 | 知的財産権法(6/10) | 紋谷 暢男 | 成蹊大学法科大学院 教授 | |
20日(月) | 全日 | 知的財産権と民事訴訟法(2/3) | 高林 龍 | 早稲田大学 法学部・大学院法務研究科 教授 | |
22日(水) | 全日 | 知的財産権法(7/10) | 紋谷 暢男 | 成蹊大学法科大学院 教授 | |
27日(月) | 全日 | 知的財産権と民事訴訟法(3/3) | 高林 龍 | 早稲田大学 法学部・大学院法務研究科 教授 | |
29日(水) | 全日 | 知的財産権法(8/10) | 紋谷 暢男 | 成蹊大学法科大学院 教授 | |
7月 | 4日(月) | 全日 | 知的財産権の国際的保護体系(1/2) | 大瀬戸豪志 | 甲南大学法科大学院 教授 |
5日(火) | 全日 | 知的財産権の国際的保護体系(2/2) | 大瀬戸豪志 | 甲南大学法科大学院 教授 | |
6日(水) | 全日 | 知的財産権法(9/10) | 紋谷 暢男 | 成蹊大学法科大学院 教授 | |
12日(火) | 全日 | 知的財産権と独占禁止法(1/2) | 本間 忠良 | 元公正取引委員会 委員 | |
13日(水) | 午前 | 知的財産権と独占禁止法(2/2) | 本間 忠良 | 元公正取引委員会 委員 | |
午後 | 知的財産権法(中間演習)(10/10) | 紋谷 暢男 | 成蹊大学法科大学院 教授 |
第2課程(特許管理・実施契約実務コース)
企業の知財戦略に始まり、特許権等に関する実施契約について、学識・実務経験豊富な講師陣により、理論と実務の両面から研修を行い、一部科目では、自ら調べ、討議・発表することにより知識が身につく演習形式の研修を行います。
平成23年度(第39期)知的財産権研修/第2課程日程表
※講師陣および日程等はカリキュラム編成等の都合により、若干変更する場合があります。
講義日 | 時間 | 科目 | 講師(敬称略) | ||
---|---|---|---|---|---|
月 | 日(曜日) | 氏名 | 肩書 | ||
8月 | 23日(火) | 全日 | 企業経営と知的財産管理 | 宗定 勇 | 京都大学産官学連携センター 特任教授 |
24日(水) | 全日 | 企業における研究開発と特許管理 | 山田 和見 | 旭化成株式会社 知的財産顧問 |
|
30日(火) | 全日 | 特許出願と審査実務(1/2) | 角田 芳末 | 弁理士 (元 特許庁審査第五部長) |
|
31日(水) | 全日 | 特許情報管理 | 西山 和博 | 株式会社日立技術情報サービス 特許情報部 部長 |
|
9月 | 6日(火) | 全日 | 明細書作成の留意点 | 岩﨑 孝治 | 弁理士 (元 特許庁審査第四部長) |
7日(水) | 午前 | 特許出願と審査実務(2/2) | 角田 芳末 | 弁理士 (元 特許庁審査第五部長) |
|
午後 | 中間手続き(意見書・補正)(1/2) | 影山 秀一 | 弁理士 (元 特許庁審判部部門長) |
||
13日(火) | 午前 | 米国特許制度の概要 | 村田 真一 | 弁護士 | |
午後 | 米国特許出願の実務と管理 | 須田 洋之 | 弁理士 | ||
14日(水) | 午前 | 欧州特許・PCT出願の実務と管理 | 下道 晶久 | 弁理士 (元 特許庁審判長) |
|
午後 | 中国特許出願の実務と管理 | 郝 慶芬 | 弁理士 | ||
20日(火) | 全日 | 商標管理と実務 | 久保 次三 | 専修大学法科大学院 教授 | |
21日(水) | 全日 | 意匠管理と実務 | 青木 博通 | 弁理士 | |
27日(火) | 全日 | 知的財産の活用 | 青山 高美 | 名城大学大学院法務研究科 教授 | |
28日(水) | 午前 | 中間手続き(意見書・補正)(2/2) | 影山 秀一 | 弁理士 (元 特許庁審判部部門長) |
|
午後 | 明細書作成演習 (コンピュータ・ソフトウェア) |
谷 義一 | 弁理士 | ||
10月 | 4日(火) | 全日 | ライセンシング・ビジネス(1/2) | 岡本 清秀 | 岡本IPマネジメント 代表 |
5日(水) | 午前 | ライセンシング・ビジネス(2/2) | 岡本 清秀 | 岡本IPマネジメント 代表 | |
午後 | ライセンス契約と独占禁止法 | 本間 忠良 | 元 公正取引委員会委員 | ||
11日(火) | 全日 | 契約書の作成実務(1/2) | 石田 正泰 | 青山学院大学法学部 特別招聘教授 | |
12日(水) | 全日 | 契約書の作成実務(2/2) | 石田 正泰 | 青山学院大学法学部 特別招聘教授 | |
13日(木) | 午前 | 明細書作成演習(化学・材料) | 山崎 一夫 | 弁理士 | |
午後 | 明細書作成演習(機械・電気) | 岩﨑 孝治 | 弁理士 (元 特許庁審査第四部長) |
第3課程(審判・侵害訴訟実務コース)
本課程では、無効審判及び特許権等の侵害訴訟について、基礎から実務的な事例に至る理論と実際について研修します。
特許訴訟では、紛争当事者が特許権等の有効性を争う無効審判及び知的財産高等裁判所を第一審とする審決取消訴訟の仕組と理論について解説いたします。
さらに侵害訴訟では、実務上高度な知識を必要とする訴訟の際の攻撃と防禦の方法及び発明の技術的範囲の確定について理解を深めて頂いたうえで、重要判例を参照しながら、技術分野別に、一部科目では、グループ別の演習により一段と理解が深まる研修を行います。
平成23年度(第39期)知的財産権研修/第3課程日程表
※講師陣および日程等はカリキュラム編成等の都合により、若干変更する場合があります。
講義日 | 時間 | 科目 | 講師(敬称略) | ||
---|---|---|---|---|---|
月 | 日(曜日) | 氏名 | 肩書 | ||
10月 | 25日(火) | 全日 | 特許関係訴訟の基礎理論 | 牧野 利秋 | 弁護士 (元 東京高等裁判所部総括判事) |
26日(水) | 全日 | 知的財産権と行政訴訟 | 安念 潤司 | 中央大学 法科大学院 教授 | |
11月 | 1日(火) | 午前 | 代替的紛争解決手段(ADR) | 花水 征一 | 弁護士 |
午後 | 特許権侵害訴訟の仕組と理論 | 牧野 利秋 | 弁護士 (元 東京高等裁判所部総括判事) |
||
2日(水) | 全日 | 審決取消訴訟の仕組と理論 | 塩月 秀平 | 知的財産高等裁判所 部総括判事 |
|
8日(火) | 全日 | 技術的範囲と利用関係 | 窪田 英一郎 | 弁護士・弁理士 | |
9日(水) | 全日 | 特許権侵害訴訟の攻撃と防禦 | 村田 真一 | 弁護士 | |
15日(火) | 全日 | 損害賠償請求 | 古城 春実 | 弁護士 | |
16日(水) | 全日 | 事例研究 〔特許審決と審決取消訴訟(化学)〕 |
結田 純次 | 弁理士 (元 特許庁審査第一部長) |
|
24日(木) | 全日 | 意匠権侵害 | 水野 みな子 | 弁理士 (元 特許庁意匠審査長) |
|
25日(金) | 全日 | 事例研究 〔特許審決と審決取消訴訟(電気)〕 |
谷 義一 | 弁理士 | |
29日(火) | 全日 | 事例研究 〔特許審決と審決取消訴訟(機械)〕 |
沼澤 幸雄 | 弁理士 (元 特許庁審判部部門長) |
|
30日(水) | 全日 | 商標権侵害 | 松尾 和子 | 弁護士 | |
12月 | 6日(火) | 全日 | 事例研究 〔特許権侵害訴訟(機・電)(1/2)〕 |
小栗 昌平 | 弁理士 (元 特許庁審判部長) |
7日(水) | 全日 | 事例研究 〔特許権侵害訴訟(機・電)(2/2)〕 |
小栗 昌平 | 弁理士 (元 特許庁審判部長) |
|
13日(火) | 全日 | 事例研究 〔特許権侵害訴訟(化学)〕 |
谷口 光夫 | 弁理士 | |
14日(水) | 全日 | 総括研修 | 紋谷 暢男 | 成蹊大学 法科大学院 教授 |
(注)講義時間
- 全日講義
- 午前10時00分~午後5時00分(昼休み13時00分~14時00分)
(午前と午後に各々途中15分の休憩) - 午前講義
- 午前10時00分~午後1時00分(途中15分の休憩)
- 午後講義
- 午後2時00分~午後5時00分(途中15分の休憩)
※研修日時については、講師の都合等により変更することがあります。