特許庁委託事業 公的試験研究機関知財管理活用支援事業 成果発表会
「地域創生の一翼を担う公設試の知的財産マネジメントの在り方を考える」
一般社団法人発明推進協会では、特許庁より受託しました「公的試験研究機関知財管理活用支援事業(平成25-27年度)」において、公募で選ばれた全国5か所の公的試験研究機関へ専門家派遣等による支援を実施し、地域の産業振興に資する知的財産管理・活用体制が整備されるよう、総合的に支援してきたところです。
この度、本事業の3年間の成果について、支援先公設試のみならず、全国の公設試・自治体にも広く普及啓発することを目的として、本成果発表会を企画致しました。
本成果発表会では、①支援先公設試より3年間の取組結果の紹介、②公設試への支援内容から抽出した公設試における戦略的な知的財産マネジメントを行うためのガイドブック類の紹介、③支援先以外の全国の公設試の企業支援活動事例の分析を行った結果から見えてきた公設試のあるべき姿の検討、の3つの観点について、特別講演とパネルディスカッションを行います。
地域産業振興に向けた知的財産マネジメントの在り方を行う上で参考にしていただける内容となっておりますので、地域創生を担う自治体・公設試の皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
開催概要
日時 |
2016年2月16日(火)10:00~17:10 |
場所 |
フクラシア東京ステーション
(東京都千代田区大手町2-6-1 朝日生命大手町ビル6階) 案内図 |
参加費 |
無料 |
定員 |
先着100名 |
対象者 |
公的試験研究機関の方、自治体の方 |
主催 |
特許庁 |
実施 |
一般社団法人発明推進協会 |
無料配布 |
「公的試験研究機関知的財産管理活用ガイドブック」
「事例から学ぶ公設試のあるべき姿」
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プログラム
10:00~
10:10
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主催者挨拶
特許庁総務部企画調査課
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10:00~
12:00
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- 成果発表
- 「①派遣前と派遣終了時の派遣先機関における知財活動の変化
- ②地域産業振興・地域連携の成果
- ③公設試の自立化に向けての取り組み」
- 発表1 (地独)北海道立総合研究機構(10:10-10:30)
- 佐藤充孝氏((地独)北海道立総合研究機構 研究企画部副部長)
- 発表2 (地独)岩手県工業技術センター(10:30-10:50)
- 冨手壮一氏((地独)岩手県工業技術センター企画支援部部長)
- 発表3 川崎市農業技術支援センター(10:50-11:10)
- 木村佳司氏(川崎市 経済労働局 産業政策部 企画課 課長補佐)
- 発表4 広島県立総合技術研究所(11:10-11:30)
- 大和耕一氏(広島県 総務局 研究開発部長)
(代理:舟木敬二氏(広島県立総合技術研究所 企画部長))
- 発表5 沖縄県工業技術センター(11:30-11:50)
- 照屋正映氏(沖縄県工業技術センター 企画管理班 主任研究員)
- 質疑応答(11:50~12:00)
【概要】
本事業による知財活動の変化、地域振興・地域連携の成果、自立化に向けての取り組み等について、派遣先公設試(5か所)の管理者等から発表を行います。
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12:00~
13:00
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休憩 |
13:00~
14:00
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- 特別講演
- 「公設試による地域発オープンイノベーション戦略」
- 勝木一雄氏(福井県工業技術センター 所長)
- 「京野菜の優位性を高める研究開発が世界に展開」
- 藤井孝夫氏(京都府農林水産技術センター生物資源研究センター所長)
【概要】
産業振興に積極的に活動している公設試等にその活動内容について講演をしていただきます。
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14:00~
14:50
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- 本事業の成果物「ガイドブック等についての紹介と解説」
- 「『公的試験研究機関知的財産管理活用ガイドブック』及び『知的財産管理レベルチェックシート』の使い方説明」
- 杉光一成氏(金沢工業大学大学院 教授(本事業マニュアル作成委員会委員長))
- 「『事例から学ぶ公設試のあるべき姿』のポイントと解説」
- 久保浩三氏(奈良先端科学技術大学院大学 教授(本事業外部委員会委員長))
【概要】
本日配布しております本事業の成果物について、使い方や解説等を行っていただきます。
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14:50~
15:00
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休憩
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15:00~
16:30
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- パネルディスカッション
「明日の公設試を展望する」
- [モデレータ]
- 扇谷高男氏((一社)発明推進協会 研究所所長)
- [パネリスト]
- 久保浩三氏(奈良先端科学技術大学院大学 教授)
- 佐藤充孝氏((地独)北海道立総合研究機構 研究企画部副部長)
- 中許昌美氏((地独)大阪市立工業研究所 理事長)
- 阿部伸一氏((株)にちはら総合研究所 代表取締役会長、BS国際特許事務所所長 弁理士)
【概要】
シーズ・ニーズの発掘といったより上流の支援から、事業化・製品化に至る下流の支援まで、期待される支援ニーズの幅が広がりを見せる中、公設試としての存在感を高めていくためには、産官学金での連携等も駆使しながら地域の要請に応えていくことで、支援機関としてステップアップしていくことが求められています。
そこで、このパネルディスカッションでは、今 そしてこれからの“地域産業振興に資する公設試の有り方”に迫るべく、明日の公設試を展望する上での3つのキーワードとなる、 “研究開発”、 “行政との連携”、 “企業とのコラボレーション”を軸に議論を行います。
なお、単なる理想論に留まることのないよう、各地域の独自性や種々の制約等を踏まえた上での、現実的な取り組み・対処法についての提言を目指します。
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16:30~
16:40
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閉会挨拶
久保浩三氏(奈良先端科学技術大学院大学 教授(本事業外部委員会委員長))
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16:40~
17:10
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ミニ交流会(無料)
別会場「会議室G」にて発表者、講演者、パネリスト、各委員、公設試知的財産アドバイザー、参加者等によるミニ交流会(名刺交換兼意見交換)を実施いたします。
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*プログラム・登壇者は、やむを得ない事情等により変更される可能性があります。
あらかじめご了承ください。
成果発表会のご案内(PDF)
参加申し込み方法
参加登録の受付は終了しました。ありがとうございました。
お問い合わせ
(一社)発明推進協会 公設試知財活用支援グループ
担当:加藤、三浦、机
TEL:03-3502-5441 FAX:03-3504-1480
Eメール: